MAI FUKASAWA Website | Blog

ニューヨーク再び

週末、またまたニューヨークに行ってきました。
今回はカーネギーホールで花房晴美さんのピアノ
リサイタルがあり、楽しみにしていたプログラム
だったのです。ドビュッシーとラベルの、それぞれ
水をテーマとした曲が途切れることなく続けて演奏
され、その間にはさらに一柳慧先生の新作『Sonatina』
という、鮮やかな映像美とエネルギーに満ちた曲目。
響きの紋様が様々に織り重なりあいながら、別世界に
誘われていくような、素敵なリサイタルでした





その翌日には同じホールでKeith Jarrettのソロライブが
あると知り、完売覚悟でチケットを見てみたら、もうあと
数枚だけ・・急いで購入し、1泊の予定をもう1日延ばして、
こちらも思いがけず聴いてくることができたのです。
ちょうど1ヶ月前にはサイトウ・キネン・オーケストラが
立っていた大ホールのステージに、この日は1台のピアノ
と、1本のスポットライトだけ。ゆっくりとステージに
出てきたKeith Jarrettは、魔法のように次々と即興で
音楽を紡ぎ出し、その1音ずつも、合間に重なる呻き声や
足音も、客席に語りかける声も、自宅のリビングで古い
友人と語り合うような幸せな親密さに満ちていました。
アンコールは4曲も！それも、大好きなアルバム、
『The Melody At Night, With You』から2曲と、
Summer Time、Over the Rainbowという、最後まで
贅沢なソロコンサート、後日、CDにもなるそうです

ニューヨークに住むピアニストのお友達ご夫妻とも
久しぶりにゆっくりと再会でき、寒さを忘れる楽しい
週末でした♪





帰ってきたボストン。先週、ボストン中の学校が
休校になる大雪になったのですが、その雪の上に
またまた降り続いて、枝の先まで真っ白です。
今夜の予報は、初めて見る'Wintry Mix'で、雪に
まじって色々にぎやかに降ってきそうです
明日も寒くなりそう！

サイトウ・キネン・オーケストラ

先週は2度、クリスマスで賑わうニューヨークへ
行ってきました。予定通り開催されますようにと
春から願っていた小澤征爾さん指揮、サイトウ・
キネン・オーケストラの演奏会があったのです。





3日間の公演のうち、私が聴かせて頂いたのは
1日目と3日目。1日目の前半、権代敦彦先生の
新たな大作『デカセクシス』と内田光子さんソロの
ベートーベンのピアノ協奏曲は下野竜也さんが
指揮をされ、後半のブラームス交響曲第1番と、
3日目のブリテンの戦争レクイエム全曲、
小澤征爾さんが指揮されました。

本当にとても言葉にならない、この世のものと
信じられないような演奏でした。上の階の席だった
ので音が下から聞こえてくるはずなのに、音が天から
降り注いでくるのです。ご病気から復活され、命を
かけ全身全霊で指揮をされる小澤征爾さんと、その
一瞬ごとの音楽に魂のすべてを重ねあわせる100名を
越えるオーケストラの方々・・その光景を焼き付けたいと
目を凝らすほど、涙があとからあとから溢れ、演奏が
終わっても体の震えが止まりませんでした。

戦争レクイエムは、初演の舞台であり第2次世界大戦の
空爆で廃墟となった大聖堂と、隣に新たに建てられた
大聖堂をイギリス郊外に訪ねた思い出深い作品で、
10年前のその日、大聖堂を包んでいた遥かな青空と、
小澤さんの神々しい後ろ姿がひとつに重なりました。
この作品が、日本のオーケストラと合唱、そして
アメリカとドイツのソリストの方たちによって、
小澤征爾さんのもとアメリカで演奏され、様々な
国の方たちで満席となった客席からは喝采と拍手が
いつまでも鳴り止まず・・奇跡のような演奏と
公演でした。





公演の前1週間ほど、オーケストラはボストンで
リハーサルをされていたのです。オーケストラに
参加されていた高校からの友人、先輩、先生方に
思いがけずお会いでき、ニューヨーク近くに住む
同級生とも再会できて、嬉しい数日間でした。
ニューヨークではこの冬一番の寒さの中、エンパイア
ステートビルの最上階から夜景を見渡し、戻ってきた
ボストンも今、去年よりずいぶん遅れての初雪です


もうあと3日でクリスマス！どうぞ暖かくなさって、
ステキな季節をお過ごしください♪
メリークリスマス

日本にて

11月、半月ほど日本に帰っていました。
ボストンに来て以来、しばらくぶりの帰国です





2週間にわたって各地で行われた、川口雅行さん
(マンドリン)と佐藤紀雄さん(ギター)のコンサート、
『あれから30年。』
初演してくださった新曲「裸足の雨」と、編曲させて
頂いた「他人の顔―ワルツ」(武満徹・作曲)、そして
日本の名曲からピアソラ、カルメン幻想曲、ジャズでも
ご活躍のMomoさんの新曲まで、贅沢なプログラムの
コンサートを、名古屋と金沢で聴かせて頂けました！
リハーサル、そして1公演目、2公演目・・と、幸せな
命を降り注いで頂きながら、曲がお2人の手と音の中で
透き通っていく数日間、かけがえのないものでした


滞在の予定を1週間のばしたのですが、それでも
あっという間の一時帰国。名古屋では念願の名物、
味噌煮込みうどんを頂き、金沢では新幹線の時間まで
兼六園に少し足を延ばし、東京でも懐かしい日本の味
と、大切な方たちとの嬉しい再会で、たくさんの
あたたかいエネルギーを頂いて戻ってきました
コタも元気いっぱいでよかったー！





ボストンで飛行機から降りた瞬間、日本より
10度は低そうな冷気が！もう今年もあと1ヶ月
ですね。どうぞお風邪などひかれませんように

紅葉ドライブ

10月最後の週末、ギリギリ間に合って、紅葉を見に
出かけてきました。ボストンから北へ2時間ほど、
初めてのNew Hampshire州です





目的地の渓谷や湖に向かう途中、Canterburyにある
シェーカー村に立ち寄りました。2年前の今ころ、
Hancockにあるシェーカー村を訪れて以来。
こちらのシェーカー村は、1850年頃のピーク時には
300人もの信者の方が自給自足の共同生活をして
いたそうです。チャペル、ほうき作りの工房、
医務室、食堂など、それぞれの建物をゆっくり回る
ことができました。やはりシェーカーの家具や道具は
どれも静謐で美しく、窓から差し込む光に祈りを
捧げているような佇まいでした。



このシェーカー村には可愛らしいレストランも
併設されています。昼食を頂いたのですが、
シェフがシェーカーにインスピレーションを
得たという、素朴で優しいお料理ばかり。
それに、こんなに美味しいアップルサイダーは
初めてでした

Canterbury Shaker Village
288 Shaker Road, Canterbury NH 03224
+1-603-783-9511


その後、ホワイトマウンテンという国立公園に
ある渓谷に向かったのですが、高度もあって
白い息が出るような寒さ！渓谷も冬期休業に
入っていたので、湖沿いをのんびりドライブ
しながらボストンまで戻ってきました♪





今日からボストンはしばらく雨降り。零下も
近くなり、じきに初雪が混じりそうです！
どうぞ暖かくして、よい週末をお過ごしください

アメリカ横断 つづき

アメリカ横断ドライブ、後半です
今は廃線となってしまいましたが、歌や店名、タバコの
銘柄などに残って愛され続けている、かつてのアメリカの
メインロード、ルート66(国道66号線)。今でも何カ所か
旧国道として残っているので、その道を見つけ出して
走ってきました。砂埃舞う、古き良き道がつづきます。
そして到着したのが・・



モニュメント・バレー！
Navajo Nation's Monument Valley Park
日の出を背景に、神々しい絶景を見渡しながら
さらに西に進み、



グランド・キャニオン国立公園です！
Grand Canyon National Park (世界遺産)
足がすくんで立っていられない、これほどの壮景は
はじめてでした。断崖の最深部は1800mに達するそう
です。翌日はこのキャニオンのトレッキングコースに
挑戦しました。とは言っても、初心者用の片道2.5kmの
コースで、断崖の約1/4あたりまで下っていくゆるやかな
コースのはずだったのですが(何と1番下まで下っていく
人もかなりいるのです！)・・



あっという間にヨレヨレに 清々しい表情で下から
帰ってくる様々な年齢層の方たち、絶景を眺めながら
食事中のリス、夫が配給してくれるチーズと水とを
励みに往復してきました。やはり自分の足で歩くと、
圧倒的な大自然が実感できます。最深部の地層は
20億年前の原始生命誕生時まで遡れるそうなので、
今回は5億年前くらいまで下れたのでしょうか、崖に
貝殻の化石らしきものが見える層もありました！
いつか最深部まで行ってみたいものです。


その後、セドナという街に立ち寄りました。
赤岩に囲まれた穏やかな街で、地球の磁力の源が
集中するスピリチュアルな街としても知られている
そうです。フランク・ロイド・ライトのお弟子さんが
設計した、岩場の美しい教会も素敵でした



さらに西へ向かう途中、遠回りをしてラスベガスも
通ってきました。場所的にも、旅程的にも、大自然の
合間に突如として現れた豪華絢爛な街。まさに蜃気楼に
迷い込んだようでした。エジプトがテーマの、巨大な
ピラミッドホテルで夕食だけ頂いて、カジノとショーに
沸く街を通り抜け、ふたたび出発！




セコイア国立公園
Sequoia & Kings Canyon National Park
深い深い巨木の森です。中でも「シャーマン将軍の木」は
樹齢2200年、高さ83.8m、地球上でもっとも大きな木で
あり、もっとも大きな生命体と考えられていて、他にも
この森には世界最大の10本の木のうち5本があるという、
豊かな美しい森です。何てちっぽけな私！




シカ達もたくさんいました。息をすることも
忘れてしまいそうな、神聖な空間でした


ヨセミテ国立公園
Yosemite National Park (世界遺産)



こちらも、山と滝と森と川と・・すべてが
詰まった自然の楽園でした。面積は東京都の
1.5倍あるそうです！
残念ながら、北米最大のヨセミテ滝は雪解け水で、
今の季節はほとんど水がなかったので、別の滝まで
またトレッキングコースを歩いて行きました♪



やっと辿り着いた滝のふもとで足を浸した
水の冷たさ、美しさもが今でも甦ります。

そして・・いよいよ東海岸を出発して以来、
西海岸の海に到着です
Big Surという風光明媚な海岸沿いの国道1号線に
出たのですが、そこに広がっていたのは海だけでは
なく、雲の海！



冷たい海から昇ってきた水蒸気が、海岸の崖に
ぶつかり、海岸線だけがすっぽりと夢のように
霧に包まれていました。
そのままBig Surを北上して・・



16日目、サン・フランシスコに到着です！
やはり霧に包まれた、ゴールデンゲートブリッジで
ゴールしました
霧と坂の美しい街で、おいしいカリフォルニア
ワインとお料理でお祝いし、帰りはボストンまで
飛行機でひとっ飛び。上空からキャニオンや大河も
見え、この旅をさかのぼっていくようでした。
(そういえばグランド・キャニオンは、宇宙から
唯一見える地形なのだそうです！)





本当に初めて尽くし&盛りだくさんだった今回の
横断ドライブ、長い長い旅ブログを読んで頂き、
ありがとうございました

アメリカ横断

ただいまボストン！
2週間かけて、アメリカ横断ドライブの旅に行って
きました。ボストンからサンフランシスコまで、
1万kmの横断になりました



ボストンを出発して、初めの数日はアメリカ有数の
近代建築を訪れました。

フランク・ロイド・ライトの落水荘
Falling Water House



ミース・ファン・デル・ローエのファンズワース邸
The Farnsworth House (世界遺産)



「神は細部に宿る」という言葉が、このミースの言葉
だったのだと、この地を訪れて知ったのです。実際に
訪れることができて、どちらも至福のひとときでした

中部へさしかかる頃、1度だけ雨になったのですが、
果てしない一本道に、地平線から虹がののびました！





ニューメキシコ州に入り、サンタ・フェの街。
左下の写真は、アメリカ最古の教会(残念ながら
改築中で中に入れなかったのですが・・)、右下は
アメリカ最古のお家、街中が暖かい土壁の色です。




道中、写真を撮ったときにサボテンの針が頭に
刺さったりしながらニューメキシコ州を南下し、
ホワイト・サンズ国定公園に到着。
星の王子様が歩いてきそうです




見渡す限りの白い砂漠で、生まれて初めてのキャンプを
しました。音がすべて吸い込まれ、ちょうどこの日に
重なった満月の、光の音まで聞こえてきそうでした。
White Sands National Monument




カールスバッド洞穴群国立公園。世界最大級の
鍾乳洞を2時間かけて徒歩で下っていき、その中は
さらに歩いても回りきれないほどの洞窟群の数々！
2.5億年前までさかのぼるそうです。
Carlsbad Caverns National Park (世界遺産)
私のカメラでは全然映らなかったので、公式サイト
から写真をお借りして・・


(c)http://www.nps.gov/imr/cave/

この洞窟から、日暮れとともに40万匹のコウモリが
エサを求めて飛び立ちます。洞窟の入り口に腰掛けて、
暗闇に姿が溶けるまで息を飲んで目をこらしました。


(c)http://www.nps.gov/imr/cave/


ここでちょうど1週間！すっかり長くなってしまいました。
旅後半、もう1度おつきあい頂けたら嬉しいです




旅で出会った動物たち、右下は野生のトナカイです！

『ムサシ』 in NY

先日、井上ひさしさんの『ムサシ』ニューヨーク
公演を観に行ってきました。追悼公演になるとは
夢にも思わぬまま、年明けから楽しみにしていた
公演だったのです。





台詞のひとつずつが、井上先生が人生をかけて
紡いでこられた渾身の結晶そのものでした。
日がたつにつれ、またその結晶が新しい姿を
見せてくださっています。
「よいお芝居だったかどうかは、終演後、劇場から
出ていらしたお客様の表情が教えてくださる」と
前にお話されていたのですが、この日も終演後の
ロビーは、心からのすばらしい表情で溢れていました。
カーテンコールで、演出の蜷川幸雄さんが掲げられた
お写真の中、ご自身も本当に楽しそうに微笑んで
いらして、万雷の拍手の中に井上先生の存在を
はっきりと感じました


2泊して戻ってきたボストンは、くるくるとお天気が
変わり、数日前には見たことのない雷を目撃しました。
しばらく巨大な雨雲の内側全体が閃いていたのですが、
今度は稲妻が縦横に走りながら、空いっぱいに枝分かれ
し始めたのです！最近は雷の動画コレクターです。





ハリウッド映画に出てくる大スペクタクル映像は、
想像力や技術はもちろんのこと、実際にこんな
とてつもない景色のバックグラウンドが実在するの
だと、部屋中を暗くして見入ってしまいました。
(今回は非常ベルが鳴らずに済みました！)
どうぞ暑さに気を付けて、よい週末をお過ごし
ください

「森の生活」再び

春休み最後の日は、車を借りてWalden湖にお散歩に
行ってきました。前回行ったときの記憶と地図を
頼りに、ボストンから1時間かからずに到着！

先に湖の手前のコンコードの街に寄り、Helen'sと
いうおいしいサンドイッチ屋さんでお昼ご飯を買って
いきました。湖のほとりで食べるサンドイッチは、
また特別な味わいです





今回も湖をぐるりと一周しました。1時間半ほどの、
心地いい道のりです。水面が少し上がっていたようで、
ところどころ立て看板に案内されて回り道。
前回は初めて野生のヘビを見かけたのですが、今回は
カエルやシマリス兄弟が元気に横切っていきました


水と風と樹々の音ばかりに包まれながら、ソローが
ここで暮らした森の生活と静寂に思いを馳せました。
前回ここに来たのも、夏学期が始まる数日前、
ちょうど1年ぶりです。この1年に出逢ってこれた
思い出深い音たちを、そっと映し出してくれるような
優しい葉擦れの響きでした。


Direct your eye right inward, and you'll find
A thousand regions in your mind Yet undiscovered.
Travel them, and be expert in home-cosmography.

『君の眼を内に向けよ、しからば君の心のなかに
　まだ発見されなかった一千の地域を見出すであろう。
　そこを旅したまえ、
　そして自家の宇宙誌の大家となれ。』

(ソロー『森の生活』　神吉三郎・訳)





紅葉の頃、また戻ってこれるといいな。


帰り道、フリーウェイを降りた辺りに人だかりが
できていました。皆、本格的な双眼鏡や望遠鏡で
ビルを見上げているのです。横には中継車まで。
つられて見上げてみると、最上階の壁に大きな鳥の
巣があり、鷹の親子が！帰って見つけた記事によると、
親鷹はBuzzとRubyという夫婦で、巣の中でスクスク
育っている子供たちは、6月頃に巣立つとのこと。
もう子供たちも大きくなり、巣もだいぶ込み合って
いそうです。元気に羽ばたいていけますように♪


Hawk Nest at 185 Alewife Brook Parkway in Cambridge

North Carolina

夫が仕事で滞在中のノースカロライナに、週末に
重ねて遊びに行ってきました。
ボストンから飛行機で南に3時間。初めてのノース
カロライナは、緑と空気の濃い、清々しい州でした。
夜は毎晩、アメリカスケールのものすごい雷雨で、
樹々と雨の香りに、ふと日本の梅雨が重なります





Ashevilleという可愛らしい街にも足を延ばしました。
そこに有名なピザのお店があると聞いていたのですが、
ふと木陰に賑わう雰囲気のいいお店が気になって、
昼食に入ってみたら、まさにそのお店だったのです♪
具沢山のピザと、ガーリック＆パルメザンチーズの
大きなプレッツェルも、噂通りの美味しさでした
このお店は、アメリカ各地に支店があるようです。
(ボストンにはなくて残念!)

Mellow Mushroom
50 Broadway Avenue, Asheville, NC 28801
+1 828 236 9800



Greensboroという街で入った50年代風のダイナー
(アメリカの食堂風のお店です)では、看板メニューの
バーガーが受賞した額が壁にずらり。これは期待大！と
Joel Burgerという特大バーガーとポテトフライ、シェイク
という王道の組み合わせを頼んだのですが、これまで
何度か食べてきたアメリカのバーガーの中で、颯爽と
トップに躍り出てきそうな勢いでした。上下のパンが
バターでカリッと焼いた食パンなのです。そして中には
ジューシーなハンバーグが2つ！
週末だけでほっぺたがふくふくしてきました。。

Fincastles Diner
215 S. Elm Street, Greensboro, NC 27401
+1 336 272 8968



そして日曜の午後、何とこののどかな街で、アメリカ
野球観戦デビューもしてきました。街の中心にあり、
皆に愛されている小さな球場と、マイナーリーグの
地元チームが気になってチケットを探してみたら、
毎日試合があるようなのです。外野の芝生席で、
地元の方たちに混じって応援してきました
ミス・ベーブ・ルースという黒いワンちゃんがバッドや
ボールを回収しにきたり、芝生で子供たちが遊びながら
飛ばしたシャボン玉がふわりふわりと中に入っていき、
外野の選手が「おや？」と目で追うような、素敵な
のどかさです。




たくさんにリフレッシュできたので、またエンジンを
かけて頑張ります それに、ボストンもすっかりいい
気候になったので、週末食べ過ぎた分も走らなくては！

Vancouverプチ紀行

バンクーバーから戻ってきました。
演奏会当日はパラリンピックも開幕し、予想より
ずっと春らしかった街全体が賑わっていました。
今年は例年になく暖かい冬だったそうで(その分、
オリンピックは雪不足で大変だったのですね！)、
並木道にはもう桜もチラホラ
初演も無事に終わり、素敵な演奏とたくさんの発見を
与えて頂きました。皆さま、ありがとうございました＊


演奏会が終わってからボストンに戻るまでの数日間、
車を借りて市内や海沿いのStanley Parkを回ったり、
パラリンピック真っ最中のウィスラーまで足を伸ばして
きました。




Stanley Parkから海越しに臨む市街地。
奥に光っているのがオリンピック灯火です



街は高低差があり、どこも展望がきれいでした。
いつでも北を向けば雪山がずらり！大自然と生活が
調和した、美しい街でした



スキーの街、ウィスラーでは、オリンピック記念写真！
こちらに来て初めて知ったのですが、この五輪シンボルは
Inukshukという、先住民Inuitの道しるべをモチーフに
したものなのだそうです。


1週間ぶりに戻ってきたボストンも、少しずつ春の気配が
し始めています。今年は雪と風と両方だったボストンの冬、
そろそろこちらも春が待ち遠しくなってきました