« 2008年2 月 | メイン | 2008年4 月 »
寒い寒い氷の国、アイスランドで、 かわいらしい足あとを見つけてしまいました。
春を前に、渡り鳥たちも忙しくなりそうです。
お友達がイギリス思い出旅行を企画して下さり、 車2台を連ねて南イングランドのコーンウォール地方を 巡ってきました。
向かう途中、広大な草原に現れたのはストーンヘンジ。 こちらも世界遺産に指定されており、創られたのは 紀元前3000年頃ともいわれているそうです。5000年前に 生きた古代の人々が何の目的で、どのようにして この巨石を積み上げたのか‥解明されない謎に満ちた 遺跡はどこかに宇宙への扉が隠されているかのような、 神秘的なものでした。 翌日はさらに西へと向かい、ミナックシアターを 訪れました。断崖に創られた、天然の大劇場です! Rowena Cadeというイギリス人女性が50年かけて 積み上げた石の座席のひとつずつには、これまでに 上演された演目が大切に刻まれていました。 毎年夏には、フェスティバルでシェイクスピアなどが 上演されているそうです。
そこからまた西に進み、イギリス最西端のランズエンドに 到着!崩れ始めたお天気は 雨風に雹まで混じり始め、 「地の果て」ともいわれるこの地にぴったりでした。 「崖 危険」 最西端のしるしの看板と間違えて、記念撮影してしまいました・・
旅の最終日はセント・アイヴスへ。 陶芸家バーナード・リーチの工房で、日本の影響を 色濃く受けた釜も少し見学させていただきました。 海を見渡す避暑地の街は、白く細く入り組んだ道に 工房やギャラリーも建ちならび、夏にこんな街で 創作に没頭できる贅沢を思い浮かべながら、 念願のスコーンを頬張ってきました。 セント・アイブスでは、お友達が調べてくださった 素敵なティールームでクリームティーを いただきました。こちらではアフターヌーンティー のことをクリームティーと言うそうで、 私はメニューを見るまでてっきり クリーム入りの紅茶のことだと思っていました。 スコーンにいちごジャムをのせ、その上に この地方特製のクロテッドクリームをのせるのが 伝統的な食べ方なのだそうです* Bumbles Tea Room The Digey, St Ives, TR26 1HR, UK +44 (0)1736 797 977 ランズエンドから車で30分ほどの ペンザンスにも立ち寄りました。魔女の 宅急便に出てきそうなこじんまりと美しい 街並に、旅の間に食べたかったシーフードが 自慢のお店を見つけました。デザートは コーンウォール地方のアイスクリーム。 満腹でもどんどん食べられてしまいます! ロンドンでは駅ごと、道ごと様々に雰囲気が変わるように、 地方ごとにイギリスということを忘れてしまうほどの 独自の文化と風土が根付き、国土が日本より狭いということが 不思議に思えてきます。コンウォール地方も別の国まで 足を延ばしていたようで、とても思い出深い旅になりました。
RSSリーダーで購読