ロンドンの音楽院のクラスメートで、寮でも
フラットメイトだったTaniaと久しぶりに電話で話して、
クリスマス前に会う約束をしました。
オペラ専攻のTaniaは、寮長も任されていたしっかり者。
夜中に、いつも間違いの避難ベルが鳴ると、ノックの音と
ともにぐずぐず寝ぼけている私に声をかけてくれて、
名簿ファイルを抱え点呼をしに部屋を飛び出していました。
(そして、私ともう一人のフラットメイトKatharineとで、
もそもそコートを羽織ったり耳栓を探したりしているうちに
いつもベルが鳴り止み、2人で紅茶をわかしてTaniaの帰りを
待つのです)
ロンドンでTaniaの故郷ボストンの話を聞き、いつかきっと
訪ねるねと話していたのが、今は私もそこに住んでいるのだと
思うと不思議です。
そんなボストン、どんどん寒くなってきました。
日に日に気温が下がり、先週はマイナス6℃。
お天気予報にはいつもSunnyやCloudyと出るのですが、
ある日は"Cold"で、ちょっと笑ってしまいました。
たしかに、空模様に負けず重要ポイントです。
でもしばらくお天気がいいので、空気が凛として心地よく、
もう寒がり返上で、どこまで寒くなるのか楽しんでしまおう
という心意気です。この際なので、かじかんだ手でもすぐに
ピアノを弾ける術を身につけたいな。。
お店のショーウィンドウもだんだんクリスマスらしくなって
きました。ふと、かわいいトナカイのディスプレイに惹かれて
入ってみたら、この辺りではあまり見かけない南米のお店でした。
そこで出会ってしまったのは、トナカイでもサンタさんでもなく・・
12月になったら、くつ下カレンダーには、この子に
入ってもらおうかな。それまでに早く耳あてを買わないと、
毎日冷たくて耳が落っこちてしまいそうです。