「おや、これはきれいに直されてるね。
前にも修理しているんだね。」
「前もここでお願いしたんです。」
「おやっ。そうか、ワシが直したのか!
ホーッホッホッ」
と、のんびり大笑い。
革や火花の香りと、そうして丁寧に、穏やかに
年月が積もった木造の店構えがいつも落ち着きます。
ちょうどカメラを持っていたときに
撮らせていただいた写真を持っていったら、
これはこれはありがとう!と、店先にあった
キャンディをたくさん持たせてくれました。
ずっと時が経って振り返ったとき、自分のものとは
知らずに再会したとき、進歩していたいと同時に、
そんな風に心から納得できる仕事や作品、演奏・・
とても憧れます。
前回買った雪用の靴クリームとブラシも
活躍中です。ブラシについた汚れを落とそうと
ふっと息を吹きかけたら、文字がひとつ、
ふわふわと宙に舞ってびっくり。
そして、松ぼっくりは道で拾ったのですが、
手のひらからはみ出るくらいの大きさなのです。
もっと集めたら、天然の松やにを作れそう!