盛り沢山の試験週間と夏学期が終わった日に、
腕時計が止まりました。腕時計もお疲れさま
前回、電池を取り替えた日のことを、よく覚えて
いるのです。2005年、ロンドンに留学していた
冬のある週末、1人でふらりとオックスフォード
日帰り旅に出かけたのですが、ロンドンから向かう
バスの中で腕時計がストップ。しかも、その日に
限って携帯電話も部屋に忘れてきてしまったのです。
オックスフォードの大聖堂や、カレッジや街を
歩いている時も時間の感覚がなく、それも街の印象と
しっかり結びついています。時計のない旅もいいな、
なんてのんびりと歩き回っていたのですが、夕暮れ
になり、帰りのバスの時間も気になり始めたころ
(街なかの時計は止まっていたり、夏時間のまま
だったりが多いので、あまり当てにならないのです)、
小さな時計屋さんを発見。おじいさんに街の話などを
聞かせて頂きながら、丁寧に新しい電池を入れ直して
もらったのでした
あれからもうすぐ5年!
今、また時計屋さんを探し中です。
時計屋さん、普段はなかなか入らないのですが、
秒針の音が何重にも聞こえる空間はドキドキします。