鳩たち、おしくらまんじゅうで暖まっています。
それでも寒そう!!
先日、雪かきされた雪が、左右に壁のように
積み上がった細い歩道を歩いていたのです。
転ばないようにと足元を見ながら、一歩ずつ
ゆっくり踏み出していたのですが、前方から
人の気配がしてふと見上げると、2羽の大きな
七面鳥が!見回しても他に人の気配はなく、
七面鳥が逃げたり引き返したりする気配もなく、
道にはすれちがえるスペースもなく、道沿いの
建物の段差に一歩引っ込んだら、七面鳥たちは
私を一瞥して、そのまままっすぐ駅までの道を
進んでいきました
その後会った生徒さんや、家に帰ってから夫に
詳しく話しながらも、雪や寒さの中、幻を見たの
ではないかと思ってしまうような、静かな雪の
中で、七面鳥と3人きりの不思議な空間でした
週末は久しぶりに映画館へ。『The King's
Speech(英国王のスピーチ)』を見てきました。
現エリザベス女王の父・ジョージ6世が、王室という
特殊な環境の中で苦しみ、吃音症を抱えたまま王座に
即位し、吃音症と様々な葛藤を克服していく姿が、
1人の人間としてとても魅力的に、真摯に描かれています。
ジョージ6世を演じるコリン・ファース、王妃役の
ヘレナ・ボナム=カーター、吃音症に共に向きあい、
ジョージ6世と深く友情を交わしていく言語療法士役の
ジェフリー・ラッシュ、それに音楽やカメラワークも
素晴らしく、最後の英国民へ向けた開戦スピーチの
シーンは落ち着いた格調高い演出で、大好きなシーンの
ひとつになりました
この史実は、ジョージ6世に続いて王妃が亡くなった
2002年に、言語療法士の手記によって初めて公に
なったのだそうです。イギリス英語や今と変わらない
ロンドンの街並など、懐かしさも満載でした!
ぜひ観にいらしてみてください
『英国王のスピーチ』 公式サイト