日曜日、起きたら空が真っ白でした。
この日は淡雪でしたが、だんだん雪マークが増えてきました。
しばらく雪の大変さに遭遇していないので、小さい頃のように
ただただ楽しみにしてしまっています。
先日、ニュースである訃音に接したのですが、その記事に
callingと書かれてありました。
天に召されることは、この世界での役目を終えて神様に
呼び戻されること、「帰天」だと、中学校でシスターに
教わったことが甦ります。
この言葉のことを、少し前に詩人の方とお話する機会が
あったのですが、その方が、callingには天職、職業という
意味もあるのだと教えてくださいました。進むべき道、
使命という意味もあるそうです。
呼ばれること、全うすること、遂げること・・
こうした言葉に出会うと、いつか呼び戻される日まで
授かっているこの1日ずつを、本当に大切に生きなくてはと、
自分の願うささやかな役目への思いが募ります。
中学校の3年間、夏が終わるころから音楽の授業で
ハレルヤコーラスを練習し、毎年クリスマスミサで、
全校で合唱していました。音楽部の弦楽の伴奏つきで、
300人もの人数で歌うハレルヤコーラスは、(女声しか
ありませんし、きっと荒削りだったと思うのですが)
全身が一瞬ふわっと持ち上がってしまうような感覚、
そして講堂に満ちた幸せな一体感とともに、
忘れられないものです。
この時期が近くなると、いつもまた聴きたくなります。
こんな寒い日は、大好きな曲でiPodに耳を暖めてもらうのが
楽しみです。