3連休の週末、再びニューヨークへ。
夫のお友達がロンドンから来る日に合わせての
日程だったのですが、去年に続いてちょうど
9・11と重なりました。
当日はあいにくの嵐のようなお天気で、あの2本の
光の塔は見えなかったのですが、帰る日になって
お待ちかねの青空がでました。雨上がりの日曜日の
午後、Sohoの界隈をお散歩していると・・
1年前と同じ場所、同じ人が、同じようにして
踊るようにシャボン玉を飛ばしていました!
アメリカで迎える9・11は、1ヶ月前の原爆記念日を
改めて思い起こさずにはいられません。それなのに、
同じ涙を生み出した日の方は、同じように克明に
記憶できていない自分を省みました。
もたらした日、もたらされた日、その両方を刻み込んで
やっと、次のスタートラインに立てるように思えます。
・・と、カメラを片手に立ち尽くしていたら、
こちらに向けてシャボン玉を飛ばしてくれて、
優しい虹色に包まれました。
犠牲者の方々に捧げられ、誓われた尊い祈りが、
今世界で流されている涙にも届きますように。
この透きとおった青空が、いつまでも、どこまでも
広がっていきますように。