MAI FUKASAWA Website | Blog

春野菜

季節が変わって、隔週で届くオーガニック野菜の
顔ぶれもだんだん変わってきました
春キャベツ、アスパラガス、エンドウ豆、ズッキーニ
などなど、きれいな緑がたくさん！ベリー類も店頭に
賑やかに並んでいます。





最近作ってみて楽しい味だったのが、ズッキーニの
和風チーズ焼き。ズッキーニを輪切りにして耐熱皿に
並べ、かつお節・お醤油・マヨネーズをお好みの量ずつ
混ぜ合わせて上にのせ、チェダーチーズを全体にかけて
オーブンでじっくり焼いて出来上がりです♪

それから、キャベツが届くと、丸ごと1個でよく
作るのがコールスロー。あっさり味のレシピを見つけて
何度か試しているうちに、分量が落ち着きました。




＊ さっぱりコールスロー ＊

＜材料＞
キャベツ　1個 (750g)
玉ねぎ　小1個
砂糖　大さじ2.5
ワインビネガー　大さじ7
サラダ油　大さじ8
塩こしょう　適量
レーズン　50g

＜作り方＞
1) キャベツ、玉ねぎを千切りにして、
　玉ねぎは水に軽くさらします。
2) ボウルにキャベツと玉ねぎを混ぜ合わせ、
　砂糖、ワインビネガー、サラダ油を加えます。
3) 塩こしょうで味をととのえ、水に浸しておいた
　レーズンを加えて完成です


マクロビの本に、花粉症の面白い記事がありました。
冬の間に溜め込んだ動物性の油分、肉などが消化
しきれず、それが粘膜に残ってしまって、くしゃみや
涙という形で体外に排出されているとのこと。そうして
バランスをとっているのだと考えると、止まらずにいる
くしゃみも、少しずつ大事に思えてきます。しばらく、
動物性タンパクは控えめにして、春野菜を楽しみます


今の季節、もうひとつ旬なのが、ライラック！
学校から帰るバス停の向かいにかわいいお花屋さんが
あり、バスがすぐ来そうにない時たまに覗くのですが
(そして、そういう時に限って、道を渡り終えたころに
バスが現れるのです・・)、最近よく目にする小振りの
かわいいお花がライラックだと知りました。
ちょうど今ころから咲き始めるのだそうです

ナパージュ

先月のバレンタインに、生徒さんからかわいい
チョコレートを頂いてしまいました
箱を開けると、ちょこんと並んで座っている華奢な
クマちゃんたち！色がグラデーションなのは、
カカオの配合率が少しずつ違うのです。





前回のチョコレートケーキ、表面にコーティングした
チョコレートが溶けてしまいそうだったので、上に
のせるフルーツをゼリーで包んでみました。名前を
初めて知ったのですが、ナパージュというのだそうです。
お手軽ですし、キラキラと仕上がって楽しいので、
ぜひケーキのお供にお試しください


＊ ナパージュ(つや出しゼリー) ＊

＜材料＞
ラム酒　10cc
水　90cc
砂糖　40g
ゼラチン　5g

＜作り方＞
1) ラム酒をお鍋で熱してアルコールを
　飛ばします。そこへ水と砂糖を入れて
　中火にかけ、砂糖を溶かします。
2) ゼラチンを大さじ3の水でふやかしておき、
　お鍋に加えて煮とかします。
3) 火からおろし、固まらないうちにハケで
　1粒ずつフルーツに塗っていきます。





残ったナパージュとベリー類をグラスに入れて
冷蔵庫で固めて、おまけのゼリーもできました。
白ワインゼリーと2層にして、すっきり味です

あれから意気込んで作り始めた黒蜜。
あっという間にでき上がってしまいました！





アメリカ在住の方が、ここでは手に入らないからと
公開されていたレシピだったのですが、
自然な甘みのおいしい黒蜜になりました＊
作り方はとても簡単です。
黒砂糖80g、白砂糖40g、水100ccをお鍋に入れて
弱火にかけ、アクを丁寧にとります。とろりと
してきたら火からおろし、冷ませばもう完成！

シロップや黒蜜を入れられるような、親指くらいの
ピッチャーを探しているのですが、大きいものしか
見つからず・・普通のお店にはなさそうなので、
骨董市があったら行ってみたいな。





黒糖を買いにNewbury Streetまで出かけ、久しぶりに
SABONのお店にも足を伸ばしました。
いつも香りのあるものだとバラや柑橘の香りばかり
探してしまうのですが、今回はラベンダーアップルに
してみました。涼やかで新鮮です。

あっという間に夏休みももう残り半分。
どうぞよい晩夏をお過ごしください ♪

届きたてのお野菜は本当にぴかぴか。
今暮らす土地や季節を、くっきりと感じられます。

1番小さな箱で注文してもかなりの量が届くので、
ペーストやポタージュ、ジュースにもして野菜づくし。
ほうれん草とお豆の玄米リゾットは、牛乳の代わりに、
苦手だった豆乳をおいしく使える発見レシピでした。
体に優しい食材は、しっかり体の声を届けてくれます。


・・・のはずが！

数年ぶりに、それも本国アメリカだと思い当たって
思わず買ってしまったOREO(しかもビッグサイズ)が
妙においしくて、夫驚愕のOREO食べ過ぎ病に
なってしまいました・・

心を入れかえて、クッキーをこねこね。
いかにシンプルな材料か実感します。
これまで何度か分量を変えてみた中で、
これはしっとりおいしく仕上がりました ♪

＊ ココアクッキー ＊

＜材料＞
無塩バター　100g
卵　1個
砂糖　80g
薄力粉　180g
ココア　20g
シナモン　適量

＜作り方＞
1) バターを室温(またはレンジで30秒)で柔らかくします。
2) 薄力粉、ココアとシナモンを合わせてふるっておきます。
3) 卵と砂糖を泡立て器で混ぜ、バターを少しずつ加えていきます。
4) 3)に2)を加えてよく混ぜ、生地をひとまとめにして
冷蔵庫で30分以上休ませます。
5) 170℃に予熱したオーブンで14〜15分焼きます。

そういえば、アメリカは温度表記が華氏なのです。
それに、重さ(ポンド)も長さ(フィート)も
速さ(マイル)もすべてアメリカ仕様。
手書きの換算表を未だにカンニングしつつ(そして
残りのOREOを頬張りつつ・・)、今日はドーナツ生地を
寝かせ中です。うまくできるといいな。

前にもどこかで聞いたことはあるのですが、
味の記憶があまり・・と思って調べてみると、
マンゴーやりんごなど果実を使ったインド料理の
薬味とのこと。何だかおいしそうなので、
さっそくマンゴーとスパイスを買ってきました。

近くに、100種類近いスパイスを量り売りで買える
お店があり、くしゃみをしながら粉末のクローブ
(大好きな香りです！)とナツメグを少しずつ。

何ともいい香り、そしてピリッとおいしい
ジャム状のチャツネができ上がりました！
インドでは色々食べ方があるそうなのですが、
お肉料理のソースやパン、サラダなどに、
そしてカレーの隠し味に入れるだけでも
ぐんとおいしくなるそうです。
ぜひお試しください ♪


＊ マンゴーチャツネ ＊

＜材料＞
熟していない固めのマンゴー　1個

●おろしにんにく　少々
●おろししょうが　少々

○白ワインビネガー　100cc
○レモン汁　小さじ1/2
○砂糖　大さじ3
○干しぶどう(みじん切り)　大さじ2
○赤唐辛子　2〜3本
○クローブ(粉末)　小さじ1
○シナモン(粉末)　小さじ1
○ナツメグ(粉末)　小さじ1/2
○チリパウダー(粉末)　少々

＜作り方＞
1) 熟していないマンゴーを細かく刻みます。
2) お鍋にマンゴーと●を入れ、火にかけて煮詰めます。
3) さらに○を加えてとろりとするまで煮て、
水分がなくなったらできあがり。
熱いうちにを瓶に入れて蓋をします。

きっかけは、三木聡監督の『転々』という映画。
終わりに近いシーンに、それこそスパイスをきゅっと
効かせるようにチャツネが登場するのです。


熟成期間は2、3週間。
この間に、さらにとろりとなり、
常温で半年〜1年くらいもつそうです。

そういえば前に、マンゴーチリという
アイスを見かけましたが、こんな味なのかな。
と、ついつい味見しすぎてしまいます。
たのしみたのしみ・・

Thanksgivingで頂いたクランベリーソースが
とてもおいしかったので、冷蔵庫でしばし眠りについていた
クランベリーを開けて、教えて頂いたレシピで作ってみました。
といっても、ミキサーで細かくして煮詰めるだけなので、
簡単にできてしまいます ♪
まずは、卵白で作ったさくさくのココアケーキと一緒に。
甘酸っぱくて、チョコレート味にぴったりです。
チーズケーキやムースもいいな。。

ドイツで食べたウィンナーシュニッツェルとベリーソースの
組み合わせも絶妙でした。ターキーもそうですが、ベリー系の
ソースとお肉はよく合うのですね。

＊ クランベリーソース ＊

＜材料＞
クランベリー　340g　
水　200cc
砂糖　150〜200g
レモン汁　大さじ1

＜作り方＞
1) クランベリーと水100ccをミキサーに入れ、細かくします。
2) お鍋に残りの水100ccと砂糖を入れて煮溶かし、
レモン汁を加えます。
3) クランベリーを加えて弱火で15分ほど煮て、冷まします。


明日の予報も"晴れ のち 寒"だというのに、冷凍庫には味違いの
アイスクリームが7、8コ常備されています。アメリカに来てから
アイス好きに拍車がかかったような・・うーん、危険です。

というよりも、秋の終わりなのではという、
ぴんと空気の張った朝が増えてきました。

ギリギリのタイミングで、週末ホエールウォッチングへ。
初めてクジラに会ってくることができました！





クジラの住む区域まで、往復3時間の道のりです。
ちびっこもお待ちかね。

それにしても、観光船とは思えない超高速スピードと揺れに
船内でもヨロヨロ、甲板に出てもっとクラクラ・・
ディズニーランドのアトラクションかなと幻覚も
見始めたのですが・・そんなこんなで片道1時間半。

現れました！

3頭いつも一緒です。家族・・？仲間だったのかも
しれません。ずっと並んで、あちこちに姿を見せて
くれました。動きがゆったりと優雅で、雄大な
スローモーションを見ているようです。
船が近づいても悠々と潮を吹き上げていました。

11月以降、寒い季節のあいだはお休みになるので、
今頃もフェリーはほぼ満席。海の上は寒いと教えてもらって、
マフラーをぐるぐる冬並みに着込んでいったのですが、
お天気にも恵まれ、うれしい初対面になりました。
かなりの確率で遭遇でき、もし見れなくても同じクルーズの
引換券をもらえるそうです。また来年見に行けたらいいな。

Boston Harbor Cruises


そして、夏を食べおさめ。大好きなスイカを使った
冷製パスタです。この夏お気に入りのレシピになりました。

＊ スイカとバジルの冷製パスタ ＊

＜材料＞(2人分)
スイカ 300g
アボガド 1コ
バジル 5〜6枚
カッペリーニ 140g

○ オリーブ油　大さじ6
○ 白ワインビネガー　大さじ2
○ にんにく(すりおろし)　1片
○ 顆粒コンソメ　小さじ2
○ 塩コショウ　適量

＜作り方＞
1) スイカ200gは1〜2cm角に切り、残りの100gをすりおろします。
2) アボガドもさいの目に切り、バジルを大きめに刻みます。
3) すりおろしたスイカと、○をボウルに入れ、よく混ぜて
ソースを作ります。角切りにしたスイカとアボガドも加えて、
冷蔵庫でよく冷やします。
4) カッペリーニを茹で、氷水で冷やして水気を切り、ソースと
混ぜて器に盛り合わせます。最後にバジルを飾って完成です。


目を閉じて横になると、まだ体に波の感触がのこっています。
クジラといえばピノキオ！
久しぶりに懐かしい映画を見たくなってしまいました☆

先週、自然史博物館に行ってきました。
ハーバード大学ののどかな構内にある、
古くてあたたかい時間の積もった場所でした。
恐竜の骨や動物のジオラマ、太古の植物や鉱石など、
図鑑の中を探検しているようです。標本室の空気は、
なんだかいつもわくわくしてしまいます。

ミュージアムショップでこんな子を見つけて
しまいました。ペルーの指人形です。
何だかものすごく怒っていてかわいい・・





雄叫び。





マシュマロの嬉しいメッセージをいただいたので、
レシピを載せてみます！ぜひぜひお試しください ♪

＊ ふわふわマシュマロ ＊

＜材料＞
粉ゼラチン　20g
水　120cc
グラニュー糖　120g
コーンスターチ(または片栗粉)　適量

（メレンゲ）
卵白　2個分
グラニュー糖　30g

＜作り方＞
1) お鍋にゼラチンと水を入れて、ゼラチンをふやかします。
それから中火にかけて煮溶かし、グラニュー糖を2回に
分けて入れ、木べらなどでよく混ぜて溶かします。
そのまま1度火からおろします。
2) メレンゲ用の卵白とグラニュー糖をボールに入れて、
角が立つまで泡立てます。
3) 1)のゼラチン液を弱火にかけ、しっかり溶けている状態で
メレンゲに少しずつ加え、そのつど泡立て器でよく混ぜます。
すべて加えたら、さらに泡立て器で軽く角が立つまで泡立てます。
4) ラップをしいた容器に流し込み、表面を平らにならして
冷蔵庫で30分冷やします。
5) ラップごと持ち上げてまな板にのせ、全体に片栗粉をまぶして
切り分けます。

型で抜いたり、食紅をまぜてマーブル状にしたりもできるそうです。
今度はココアや抹茶の粉をまぜて、味の種類をふやしてみようかな。

先週、ひと足早くサンタさんが現れてくれました。
夫の仕事場に大きなツリーとサンタさんへの
メッセージボードがあって、皆さんがひとつずつ
ボードに書いてお願いしていたプレゼントを
会社のクリスマスパーティーの時に
届けて下さったそうなのです。

家に届いたのはル・クルーゼのお鍋！
オレンジ色もサイズもかわいらしくて、さっそく
翌日からスープやリゾットに大活躍してくれています。





スープを作ってみて実感したのですが、
長い間こっくりと煮込んでも型くずれせず、
旨味は短い時間でもしっかりと出てくる
すぐれものです。このところ好きで
よく作っているのが、レンズ豆と野菜のスープ。
とてもあたたまる栄養たっぷりスープです＊





＊ 野菜たっぷりスープ ＊

＜材料＞ (4人分)
レンズ豆　150g
玉ねぎ　1コ
ニンジン　2本(100g)
ズッキーニ　1/2本(100g)
サツマイモ　１本(100g)
トマト　1コ　
ローリエ　1枚
クミン、パセリ　少々
塩コショウ　適量
オリーブオイル　適量

＜作り方＞
1) レンズ豆は洗って、1時間ほど
水に戻してから数分ゆでます。

2) お鍋にレンズ豆、玉ねぎ(みじん切り)、
水1200mlとローリエ、クミンを入れて
弱火にかけます。

3) アクをとりながら玉ねぎが
柔らかくなるまで煮込んで、
1〜2cm角のニンジン、ズッキーニ、
サツマイモを加えてさらに煮込み、
最後に角切りのトマトを加えます。


4) 野菜が柔らかくなったら火を止め、オリーブオイルと
塩コショウで味を整えます。最後にパセリを散らして完成！


昨日はOxford Streetでいくつかデパートをまわったのですが、
どこもにぎやかに混み合っていました。ラッピングの
場面にであうと、やっぱり大好きな『Love Actually』の
デパートのシーンを思い出してしまいます☆

週末にクリスマス会があって プレゼント交換を
するのですが、そのプレゼントがなかなか決まりません！
うーん‥何がいいかな。

最近、オレンジやグレープフルーツを
あまり食べていないことに気付きました。
皮をむくのが大変だったり・・飛んだ果汁が
目に入りそうになったり・・たぶん食べ方が
下手なのですね。でも柑橘類は風邪も防いでくれるし、
久しぶりに買ってみようと思ったら、懐かしい
日本の(?)みかんを発見！

たっぷり買い込んで、まずはシロップ漬けを作りました。
煮込んでいる間から部屋いっぱいに甘酸っぱい香りが
広がり、またまた気になって味見ばかりして
しまいました。。これはとてもおススメです！




＊ みかんシロップ ＊

＜材料＞
みかん　小6コ(500〜550g)
レモン　1/2コ
砂糖　250g
水　200ml
ラム酒　大さじ1
ショウガ　3片
シナモンスティック　2本
クローブ　10粒
八角　1コ

＜作り方＞
1) みかんをお湯の中でよく洗い、
乾かして皮に5,6カ所、フォークなどで
穴をあけます。

2) ショウガ、シナモンスティック、八角、
クローブをガーゼに入れて口をしばります。


3) 大きめのお鍋にレモンのしぼり汁、
砂糖、水、ラム酒、ガーゼに入った
スパイス類を入れて火にかけ、
沸騰するまで煮詰めます。

4) 沸騰したら弱火にして、
さらに1時間ほど煮ます。


瓶にみかんとシロップ、ガーゼから取り出した
シナモンスティックや八角も移し、このまま
冷暗所で3ヶ月ほどもつそうです。
ちょっと紅茶にたらすだけでも香りがぐんとよくなり、
ショウガも入っているので体がポカポカしてきます＊
どう使えそうかと考えていたら、今日はすっかり
みかん村になりました。

＊ オレンジティーゼリー ＊

水500ml、寒天粉末4g、シナモンパウダー少々、
ティーバッグをお鍋に入れて煮溶かします。
沸騰したら火を止めて砂糖10gを加えて、
冷蔵庫で冷やし固めます。
フォークでクラッシュしてグラスに入れ、
シロップをかけてミントとオレンジを飾ります。

＊ 豆サラダ&バルサミコドレッシング ＊

好きなお豆を3,4種類ゆでます。
今日はインゲン、グリンピース、スナップえんどう。
ドレッシングはシロップ(大さじ1)、バルサミコ酢
(大さじ１)、白ごま(大さじ１)を混ぜるだけ！
ベジタリアンのレストランで出てきたソースが
ヒントになりました。

＊ オレンジ紅茶 ＊

Lady GrayはEarl Grayにレモンピールと
オレンジピールがブレンドされているので、
シロップとよく合います。
昔、母とよく作ったオレンジクローブを作りました。
オレンジの皮にクローブを刺して、乾かしてから
浮かべて飲むととても美味しいです＊

タイトルの美柑というのは、去年初めて
お会いした方のお名前です。仕事上のお名前かと
思ったら本名とのことで、確かにご本人の柔らかい
雰囲気にぴったりだったな、美柑さんお元気かなと
みかんづくしになりながら ふと懐かしく思い出しました。

花より・・

あれから意気込んで作り始めた黒蜜。
あっという間にでき上がってしまいました！





アメリカ在住の方が、ここでは手に入らないからと
公開されていたレシピだったのですが、
自然な甘みのおいしい黒蜜になりました＊
作り方はとても簡単です。
黒砂糖80g、白砂糖40g、水100ccをお鍋に入れて
弱火にかけ、アクを丁寧にとります。とろりと
してきたら火からおろし、冷ませばもう完成！

シロップや黒蜜を入れられるような、親指くらいの
ピッチャーを探しているのですが、大きいものしか
見つからず・・普通のお店にはなさそうなので、
骨董市があったら行ってみたいな。





黒糖を買いにNewbury Streetまで出かけ、久しぶりに
SABONのお店にも足を伸ばしました。
いつも香りのあるものだとバラや柑橘の香りばかり
探してしまうのですが、今回はラベンダーアップルに
してみました。涼やかで新鮮です。

あっという間に夏休みももう残り半分。
どうぞよい晩夏をお過ごしください ♪

自粛クッキー

届きたてのお野菜は本当にぴかぴか。
今暮らす土地や季節を、くっきりと感じられます。

1番小さな箱で注文してもかなりの量が届くので、
ペーストやポタージュ、ジュースにもして野菜づくし。
ほうれん草とお豆の玄米リゾットは、牛乳の代わりに、
苦手だった豆乳をおいしく使える発見レシピでした。
体に優しい食材は、しっかり体の声を届けてくれます。


・・・のはずが！

数年ぶりに、それも本国アメリカだと思い当たって
思わず買ってしまったOREO(しかもビッグサイズ)が
妙においしくて、夫驚愕のOREO食べ過ぎ病に
なってしまいました・・

心を入れかえて、クッキーをこねこね。
いかにシンプルな材料か実感します。
これまで何度か分量を変えてみた中で、
これはしっとりおいしく仕上がりました ♪

＊ ココアクッキー ＊

＜材料＞
無塩バター　100g
卵　1個
砂糖　80g
薄力粉　180g
ココア　20g
シナモン　適量

＜作り方＞
1) バターを室温(またはレンジで30秒)で柔らかくします。
2) 薄力粉、ココアとシナモンを合わせてふるっておきます。
3) 卵と砂糖を泡立て器で混ぜ、バターを少しずつ加えていきます。
4) 3)に2)を加えてよく混ぜ、生地をひとまとめにして
冷蔵庫で30分以上休ませます。
5) 170℃に予熱したオーブンで14〜15分焼きます。

そういえば、アメリカは温度表記が華氏なのです。
それに、重さ(ポンド)も長さ(フィート)も
速さ(マイル)もすべてアメリカ仕様。
手書きの換算表を未だにカンニングしつつ(そして
残りのOREOを頬張りつつ・・)、今日はドーナツ生地を
寝かせ中です。うまくできるといいな。

マンゴーチャツネ

前にもどこかで聞いたことはあるのですが、
味の記憶があまり・・と思って調べてみると、
マンゴーやりんごなど果実を使ったインド料理の
薬味とのこと。何だかおいしそうなので、
さっそくマンゴーとスパイスを買ってきました。

近くに、100種類近いスパイスを量り売りで買える
お店があり、くしゃみをしながら粉末のクローブ
(大好きな香りです！)とナツメグを少しずつ。

何ともいい香り、そしてピリッとおいしい
ジャム状のチャツネができ上がりました！
インドでは色々食べ方があるそうなのですが、
お肉料理のソースやパン、サラダなどに、
そしてカレーの隠し味に入れるだけでも
ぐんとおいしくなるそうです。
ぜひお試しください ♪


＊ マンゴーチャツネ ＊

＜材料＞
熟していない固めのマンゴー　1個

●おろしにんにく　少々
●おろししょうが　少々

○白ワインビネガー　100cc
○レモン汁　小さじ1/2
○砂糖　大さじ3
○干しぶどう(みじん切り)　大さじ2
○赤唐辛子　2〜3本
○クローブ(粉末)　小さじ1
○シナモン(粉末)　小さじ1
○ナツメグ(粉末)　小さじ1/2
○チリパウダー(粉末)　少々

＜作り方＞
1) 熟していないマンゴーを細かく刻みます。
2) お鍋にマンゴーと●を入れ、火にかけて煮詰めます。
3) さらに○を加えてとろりとするまで煮て、
水分がなくなったらできあがり。
熱いうちにを瓶に入れて蓋をします。

きっかけは、三木聡監督の『転々』という映画。
終わりに近いシーンに、それこそスパイスをきゅっと
効かせるようにチャツネが登場するのです。


熟成期間は2、3週間。
この間に、さらにとろりとなり、
常温で半年〜1年くらいもつそうです。

そういえば前に、マンゴーチリという
アイスを見かけましたが、こんな味なのかな。
と、ついつい味見しすぎてしまいます。
たのしみたのしみ・・

ベリーベリー

Thanksgivingで頂いたクランベリーソースが
とてもおいしかったので、冷蔵庫でしばし眠りについていた
クランベリーを開けて、教えて頂いたレシピで作ってみました。
といっても、ミキサーで細かくして煮詰めるだけなので、
簡単にできてしまいます ♪
まずは、卵白で作ったさくさくのココアケーキと一緒に。
甘酸っぱくて、チョコレート味にぴったりです。
チーズケーキやムースもいいな。。

ドイツで食べたウィンナーシュニッツェルとベリーソースの
組み合わせも絶妙でした。ターキーもそうですが、ベリー系の
ソースとお肉はよく合うのですね。

＊ クランベリーソース ＊

＜材料＞
クランベリー　340g　
水　200cc
砂糖　150〜200g
レモン汁　大さじ1

＜作り方＞
1) クランベリーと水100ccをミキサーに入れ、細かくします。
2) お鍋に残りの水100ccと砂糖を入れて煮溶かし、
レモン汁を加えます。
3) クランベリーを加えて弱火で15分ほど煮て、冷まします。


明日の予報も"晴れ のち 寒"だというのに、冷凍庫には味違いの
アイスクリームが7、8コ常備されています。アメリカに来てから
アイス好きに拍車がかかったような・・うーん、危険です。

夏の終わりに

というよりも、秋の終わりなのではという、
ぴんと空気の張った朝が増えてきました。

ギリギリのタイミングで、週末ホエールウォッチングへ。
初めてクジラに会ってくることができました！





クジラの住む区域まで、往復3時間の道のりです。
ちびっこもお待ちかね。

それにしても、観光船とは思えない超高速スピードと揺れに
船内でもヨロヨロ、甲板に出てもっとクラクラ・・
ディズニーランドのアトラクションかなと幻覚も
見始めたのですが・・そんなこんなで片道1時間半。

現れました！

3頭いつも一緒です。家族・・？仲間だったのかも
しれません。ずっと並んで、あちこちに姿を見せて
くれました。動きがゆったりと優雅で、雄大な
スローモーションを見ているようです。
船が近づいても悠々と潮を吹き上げていました。

11月以降、寒い季節のあいだはお休みになるので、
今頃もフェリーはほぼ満席。海の上は寒いと教えてもらって、
マフラーをぐるぐる冬並みに着込んでいったのですが、
お天気にも恵まれ、うれしい初対面になりました。
かなりの確率で遭遇でき、もし見れなくても同じクルーズの
引換券をもらえるそうです。また来年見に行けたらいいな。

Boston Harbor Cruises


そして、夏を食べおさめ。大好きなスイカを使った
冷製パスタです。この夏お気に入りのレシピになりました。

＊ スイカとバジルの冷製パスタ ＊

＜材料＞(2人分)
スイカ 300g
アボガド 1コ
バジル 5〜6枚
カッペリーニ 140g

○ オリーブ油　大さじ6
○ 白ワインビネガー　大さじ2
○ にんにく(すりおろし)　1片
○ 顆粒コンソメ　小さじ2
○ 塩コショウ　適量

＜作り方＞
1) スイカ200gは1〜2cm角に切り、残りの100gをすりおろします。
2) アボガドもさいの目に切り、バジルを大きめに刻みます。
3) すりおろしたスイカと、○をボウルに入れ、よく混ぜて
ソースを作ります。角切りにしたスイカとアボガドも加えて、
冷蔵庫でよく冷やします。
4) カッペリーニを茹で、氷水で冷やして水気を切り、ソースと
混ぜて器に盛り合わせます。最後にバジルを飾って完成です。


目を閉じて横になると、まだ体に波の感触がのこっています。
クジラといえばピノキオ！
久しぶりに懐かしい映画を見たくなってしまいました☆

おこり坊

先週、自然史博物館に行ってきました。
ハーバード大学ののどかな構内にある、
古くてあたたかい時間の積もった場所でした。
恐竜の骨や動物のジオラマ、太古の植物や鉱石など、
図鑑の中を探検しているようです。標本室の空気は、
なんだかいつもわくわくしてしまいます。

ミュージアムショップでこんな子を見つけて
しまいました。ペルーの指人形です。
何だかものすごく怒っていてかわいい・・





雄叫び。





マシュマロの嬉しいメッセージをいただいたので、
レシピを載せてみます！ぜひぜひお試しください ♪

＊ ふわふわマシュマロ ＊

＜材料＞
粉ゼラチン　20g
水　120cc
グラニュー糖　120g
コーンスターチ(または片栗粉)　適量

（メレンゲ）
卵白　2個分
グラニュー糖　30g

＜作り方＞
1) お鍋にゼラチンと水を入れて、ゼラチンをふやかします。
それから中火にかけて煮溶かし、グラニュー糖を2回に
分けて入れ、木べらなどでよく混ぜて溶かします。
そのまま1度火からおろします。
2) メレンゲ用の卵白とグラニュー糖をボールに入れて、
角が立つまで泡立てます。
3) 1)のゼラチン液を弱火にかけ、しっかり溶けている状態で
メレンゲに少しずつ加え、そのつど泡立て器でよく混ぜます。
すべて加えたら、さらに泡立て器で軽く角が立つまで泡立てます。
4) ラップをしいた容器に流し込み、表面を平らにならして
冷蔵庫で30分冷やします。
5) ラップごと持ち上げてまな板にのせ、全体に片栗粉をまぶして
切り分けます。

型で抜いたり、食紅をまぜてマーブル状にしたりもできるそうです。
今度はココアや抹茶の粉をまぜて、味の種類をふやしてみようかな。

ル・クルーゼ

先週、ひと足早くサンタさんが現れてくれました。
夫の仕事場に大きなツリーとサンタさんへの
メッセージボードがあって、皆さんがひとつずつ
ボードに書いてお願いしていたプレゼントを
会社のクリスマスパーティーの時に
届けて下さったそうなのです。

家に届いたのはル・クルーゼのお鍋！
オレンジ色もサイズもかわいらしくて、さっそく
翌日からスープやリゾットに大活躍してくれています。





スープを作ってみて実感したのですが、
長い間こっくりと煮込んでも型くずれせず、
旨味は短い時間でもしっかりと出てくる
すぐれものです。このところ好きで
よく作っているのが、レンズ豆と野菜のスープ。
とてもあたたまる栄養たっぷりスープです＊





＊ 野菜たっぷりスープ ＊

＜材料＞ (4人分)
レンズ豆　150g
玉ねぎ　1コ
ニンジン　2本(100g)
ズッキーニ　1/2本(100g)
サツマイモ　１本(100g)
トマト　1コ　
ローリエ　1枚
クミン、パセリ　少々
塩コショウ　適量
オリーブオイル　適量

＜作り方＞
1) レンズ豆は洗って、1時間ほど
水に戻してから数分ゆでます。

2) お鍋にレンズ豆、玉ねぎ(みじん切り)、
水1200mlとローリエ、クミンを入れて
弱火にかけます。

3) アクをとりながら玉ねぎが
柔らかくなるまで煮込んで、
1〜2cm角のニンジン、ズッキーニ、
サツマイモを加えてさらに煮込み、
最後に角切りのトマトを加えます。


4) 野菜が柔らかくなったら火を止め、オリーブオイルと
塩コショウで味を整えます。最後にパセリを散らして完成！


昨日はOxford Streetでいくつかデパートをまわったのですが、
どこもにぎやかに混み合っていました。ラッピングの
場面にであうと、やっぱり大好きな『Love Actually』の
デパートのシーンを思い出してしまいます☆

週末にクリスマス会があって プレゼント交換を
するのですが、そのプレゼントがなかなか決まりません！
うーん‥何がいいかな。

みかんミカン美柑

最近、オレンジやグレープフルーツを
あまり食べていないことに気付きました。
皮をむくのが大変だったり・・飛んだ果汁が
目に入りそうになったり・・たぶん食べ方が
下手なのですね。でも柑橘類は風邪も防いでくれるし、
久しぶりに買ってみようと思ったら、懐かしい
日本の(?)みかんを発見！

たっぷり買い込んで、まずはシロップ漬けを作りました。
煮込んでいる間から部屋いっぱいに甘酸っぱい香りが
広がり、またまた気になって味見ばかりして
しまいました。。これはとてもおススメです！




＊ みかんシロップ ＊

＜材料＞
みかん　小6コ(500〜550g)
レモン　1/2コ
砂糖　250g
水　200ml
ラム酒　大さじ1
ショウガ　3片
シナモンスティック　2本
クローブ　10粒
八角　1コ

＜作り方＞
1) みかんをお湯の中でよく洗い、
乾かして皮に5,6カ所、フォークなどで
穴をあけます。

2) ショウガ、シナモンスティック、八角、
クローブをガーゼに入れて口をしばります。


3) 大きめのお鍋にレモンのしぼり汁、
砂糖、水、ラム酒、ガーゼに入った
スパイス類を入れて火にかけ、
沸騰するまで煮詰めます。

4) 沸騰したら弱火にして、
さらに1時間ほど煮ます。


瓶にみかんとシロップ、ガーゼから取り出した
シナモンスティックや八角も移し、このまま
冷暗所で3ヶ月ほどもつそうです。
ちょっと紅茶にたらすだけでも香りがぐんとよくなり、
ショウガも入っているので体がポカポカしてきます＊
どう使えそうかと考えていたら、今日はすっかり
みかん村になりました。

＊ オレンジティーゼリー ＊

水500ml、寒天粉末4g、シナモンパウダー少々、
ティーバッグをお鍋に入れて煮溶かします。
沸騰したら火を止めて砂糖10gを加えて、
冷蔵庫で冷やし固めます。
フォークでクラッシュしてグラスに入れ、
シロップをかけてミントとオレンジを飾ります。

＊ 豆サラダ&バルサミコドレッシング ＊

好きなお豆を3,4種類ゆでます。
今日はインゲン、グリンピース、スナップえんどう。
ドレッシングはシロップ(大さじ1)、バルサミコ酢
(大さじ１)、白ごま(大さじ１)を混ぜるだけ！
ベジタリアンのレストランで出てきたソースが
ヒントになりました。

＊ オレンジ紅茶 ＊

Lady GrayはEarl Grayにレモンピールと
オレンジピールがブレンドされているので、
シロップとよく合います。
昔、母とよく作ったオレンジクローブを作りました。
オレンジの皮にクローブを刺して、乾かしてから
浮かべて飲むととても美味しいです＊

タイトルの美柑というのは、去年初めて
お会いした方のお名前です。仕事上のお名前かと
思ったら本名とのことで、確かにご本人の柔らかい
雰囲気にぴったりだったな、美柑さんお元気かなと
みかんづくしになりながら ふと懐かしく思い出しました。